NPO法人 日本空手松涛連盟
各務原道場
令和6年 精励賞 中2 りおさん
私は小学校高学年から空手を習い始めました。今回初めて精励賞を受賞できたことを、とても嬉しく思っています。
「あなたが今年の精励賞に選ばれましたよ」と先生から教えていただいた時、
「え!私⁈」
と驚くと同時に、嬉しさがこみ上げました。
もともと空手を習おうとは思っていませんでした。私の中では、空手のイメージが人と戦って痛い思いをする怖いものだと思っていたからです。
そんな私が空手を始めることになったきっかけは、弟が空手を始めると決めたことです。最初は何をするのか分からず不安でしたが、体験に行ってみると、私のイメージとは全く異なるものであることに気づきました。体験初日で、楽しい!私も習いたい!と思い、空手を始めることになりました。
私はとても飽き性で、何かを継続したり努力することが苦手な性格ですが、大会に出たりして負けた時の悔しさを知り、勝ちたいと思うようになりました。今年の六月の段受験に合格し、今は黒帯を締めることができています。
それは、大会での悔しさを無駄にせず、きちんと成長の糧にできたのではないかと思っています。そして何よりも先生方や、空手で新たにできた仲間のおかげで今も空手を続けられているのだと感謝しています。これからも、教えてくださった先生方や、私を大切にしてくれている仲間たちへの感謝を忘れずに、一生懸命努力し続けたいと思います。
令和5年 精励賞 中1 しょうたさん
自分は今年で空手を始めて約7年目になります。
自分がこの約7年間頑張ってきたことは次の3つあります。
1つ目は、週2回の道場での稽古に休まず参加することです。
母や祖母といった家族の応援に応えたいという気持ちや自分自身の「空手がうまくなりたい。」という気持ちがあったからここまで続けることができました。
2つ目は、自主練や講習会へ積極的に参加してたくさん練習することです。
市民大会や地区大会などいろいろな大会で負けた時の悔しさを糧にして、反省や振り返りをしながら型や組手の練習に取り組みました。
3つ目は、空手ノートを書くことです。
ノートには練習の振り返りや教わったポイント、先生のアドバイスを書き、それらの書き込みを読み返して、立ち足や引手など注意して練習するようにしてきました。
今では下級の子達を教えることもあり、人に教えることの大変さを実感することもありますが、ここまで頑張ってきたからこその精励賞だと思い、これからも空手に全力で頑張っていきます。
令和4年 精励賞 小5 かずまさん
僕は年少の1月から空手を始めて今8年目になります。
8年間頑張ってきたことが3つあります。
1つ目は、稽古にさぼらずに行っていることです。
「今日は疲れたから稽古に行きたくない」と思っている時でもちゃんと稽古に行っています。
なぜかというとお母さんも空手をやっているのでさぼらせてくれなかったからです。
めんどくさいことから逃げずに練習に行ったのでがまん強くなりました。
2つ目は、色々な大会に出ていることです。
僕はこれまで市民大会、県大会、東海大会、地区大会に出場しました。
出るからには勝ちたいので練習の休み時間に自分から先生にお願いして型を見てもらったり、家で練習をしたりしました。
その結果よい成績を残すことができました。
3つめは、3年間黒帯1人で空手を頑張ったことです。
コロナが始まって急に自分より年上の黒帯の人たちがやめてしまって黒帯が僕1人だけになりました。
だから後輩を教えたり、まとめたりするのを1人でやらなければなりませんでした。
大変でしたがこの3年間が精励賞に選ばれた理由だと思います。
だから今後も後輩を引っぱっていきます。
令和元年 精励賞 小6 ゆいさん
私は小学3年生から空手を習い始めました。
空手を習う前の自分は、礼儀をきちんと出来ていませんでした。
でも空手を始め、礼儀がどんなに大切なのかを知る事ができました。
私は紫帯ぐらいまで順調に級が上がっていきましたが、茶帯になりなかなか試合でも勝てなくなっていきました。
自分の気持ちの中に余裕の部分が残っていたからだと思います。
今年の6月、初めての段審査も受かりませんでした。
私はもう一度最初からしっかり練習しなくては、と強く思いました。
今回の地区大会で精励賞をもらって本当にうれしかったです。
これからも礼儀を大切にして、先生方のアドバイスをしっかり頭の中に入れ、今まで以上に頑張っていきます。
そして同じ道場の仲間のいいお手本となる先輩を目指していきたいです。
12月の段審査・これからの大会を頑張ります!
平成30年 精励賞 小5 こうすけさん
僕は小学校一年生の終わりに、祖父母の勧めで空手を始めました。けいこをやっている内に「すごいな。かっこいいな。あんな風にやってみたいな」と思うあこがれの先輩に出会いました。
大会とかにもたくさん出るようにしていたので、先輩にいつも気にかけてもらいました。
その先輩に型を見てもらうと、優しく細かな所までていねいに教えて下さったので、「僕がいつか教える側にまわった時には、その子にていねいにいろんな所まで教えてあげよう」そう決心しました。
なので僕が下級生に教える時にはそれを意識しています。
また、僕の段受験の時には、先生方や家族などたくさんの人に支えられて合格することができました。
黒帯からが本当のスタートなので、これからも一生懸命けいこをがんばります。
そして下級生の子から「すごいな。僕もああなりたい」と思ってもらえる先輩になりたいです。